いつもブログをご覧頂きましてありがとうございます。
オーディオスクェア幕張新都心店の石井です＾＾
桜はあっという間に散ってしまい、今日は屋内に居るのがもったいないくらいに心地よい天気ですね。
仕事ほっぽりだして日向ぼっこしに行きたい…。
相変わらず当店ではじわじわ人気と実績を重ねつつある小さくも大きな効果をお約束する人気アイテム、イタリアはMUSICTOOLSがリリースするスパイクベース。
今回はセッティングが大変な重量級スピーカーFOSTEX G2000aへのお取付です！
さすがにこれをひとりで傾けるのは怖いので、オーナー様にもお手伝いいただきながらセッティングを行いました＾＾
MUSICTOOLS
SLR-204
メーカー希望小売価格:52,800円/4個(税別)
イタリア本国版カタログPDFはこちら
FOSTEX G2000aのヴァイオリンレッドカラーに合わせてRossoカラーを選んでいただいたスパイクベースですが、素晴らしい統一感です＾＾
石井の自宅で使用している色違いのNoir(黒)バージョンと同じくらいの数を買って頂いている赤ですが、ブログを見てくださっているお客様宅にはどちらの色が合いそうですか？
オーソドックスに黒を使うもよし、今回のようにコーディネートの一環として、はたまたアクセントカラーに赤を取り入れるもよし、ぜひこんな素敵な靴を履かせてあげて下さい(^^♪
スパイクにはこちらも当店でお買い求めいただいたM6スパイクを使用しております。
軸上に穴が開いているので、ここに付属のロッドを入れるなりヘックスレンチを使うなりして高さの微調整が出来るので、より正確に4か所の足を安定させかつ水平にセッティングするのにいいんですね♪
もうずーっとAccuphaseファンのお客様宅で、現行機にも負けない素晴らしい音楽を奏でていました♪
プレーヤーもアンプもセパレートとは恐れ入りました…！！！
スパイクは音が尖るわけじゃない！
今回このスパイクベースを導入するにあたりお客様のお悩みだったのが、色々いじってみてはいたがFOSTEXの音がたまにキツい時があるということで、そのお悩み解消のために石井が持ち出したのがこのアイテムだったわけです。
キツい音にさらにスパイクを立てるの…？？？
と思われてしまいそうですが、皆さんはスピーカーを鳴らしているときにスピーカーの足元、地面に触れる箇所やその周りをさわってみたことはありますか？
その振動の逃がし方で大きく音が変化するわけですが、その鋭利な見た目からもスパイクを立てると音が尖ると思われがちです。
ところが！ただ立てるだけでなくきっちり地面に接地する箇所のスパイクにかかる負荷を限りなく均等にして、スピーカーが一切がたつくことがないようにセッティングを行うとあら不思議耳に刺さる嫌な音が無くなるではありませんか(^^♪
この変化にはオーナー様も「さっきまでとは別物…」と驚きの様子。
実際マジで、かなり変わりました笑
高いのには理由がある…！
たかがスパイク受けになぜこんな高価な価格が付くのか…。
ちゃんと理由があります！
実はこの製品はイタリア版のカタログには"SPIKE-HULL2"という名前で広告されていますが、そう2と付くだけに実は最初のモデルから進化してこうなっているんですね。
変わったところと言えばスパイクとの接地面が取り外してM8ネジを直にスピーカーやコンポーネントに取り付けられるようになったという機能面での違いくらいですが、すごいのはそこじゃないんです。
それだけロングランで海外では評判を得ているアイテムなんです！
ステンレス・アルミニウム・カッパー・POM樹脂のハイブリッド構造からなるこのスパイクベースは、さまざまな素材を併用することで乗せるもの自体から伝わる振動の共振をゆるやかに抑えてくれます。
なので、いわゆるがっちり振動を無くす系アイテムではないだけに、よくあるスパイクを立てて余計キツくなるということも無いのです。
それでいて一個あたりの耐荷重が90kgとスーパーハイエンド&ヘヴィー級のアイテムにも使えるスペックの高さがポイント☆
適度なカラーレーション、潤い豊かな音に。
このアイテム自体が持つカラーレーション(色付け)の度合いは正直結構あるほうだと感じています。
ところが、蛍光色を感じさせるようなビビッドな質感になるわけでもなく、ダークトーンに持っていくわけでもなくクリアカラーが艶やかに乗るような華やかな音調とあって音楽家の方々にも好評の変化です。
木目の素地にクリアラッカーをかけると木目が際立って磨くとつやつやになってくるじゃないですか、あんな感触ですね。
合せる機材にもよりますが、大方がそんな風にうるおいを帯びた音に変化してくれます。
ただ乗せるだけだとこうはならないのが多少難しいところで、そんなこともあってボクが伺って設置・調整をしてまいりました。
西洋には"God is in the details."なんて格言がありますが、こうした小さなこだわりが思いもよらない大きな変化を呼ぶ覚ますことがあります。
店頭ではRosso/Noirともにご覧いただけますので、気になる方はぜひお声掛けください(^^♪
お買上いただいたS様、イタリアからの到着までずいぶんとお時間いただいてしまい申し訳ありませんでした…！
そしてお買上ありがとうございました！！！
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