世界初、高音質オーディオグレード電源ICがもたらすもの

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オーディオスクェア幕張新都心店、雨谷(あまがい)です。

先日、ローム株式会社がオーディオ機器への搭載を想定した世界初の高音質オーディオ用電源ICを開発したと発表がありました。

電源ICとは?
家庭用100Vの交流電源は、直流電源に変換され、複数の電気回路や電子回路に供給されています。
最近の家電製品やオーディオ機器のほとんどは、電子制御に必要な様々な電子回路が集積回路として搭載されており、それらは電源電圧や必要な電源特性が異なっています。
その、それぞれに合わせ安定した電源電圧を供給するのが電源ICの機能や役割です。


通常のオーディオ機器では汎用電源ICが使用されていましたが、音質にフォーカスするために、今回新開発されたオーディオ用電源ICは、聴感評価により開発・生産プロセスの中で音質に影響するパラメータを最適化し、オーディオ機器の電源が求める重要特性(電圧安定性、ノイズレベル、両電源の対称性)のすべてにおいて業界最高クラスの性能を達成したとしております。
そして、オーディオ機器に搭載される従来の電源ICと比較して、極めてクリーンな電源を供給し、高音質要求の高まるオーディオ市場において、音像(音源の位置、距離感)や解像度(臨場感と奥行き)など、あらゆるオーディオ機器の音質を電源ラインから向上させることが可能としています。



ローム株式会社の正式発表内容の詳細はこちら


今回開発されたICは、Hi-Fiオーディオ、ホームオーディオ、ポータブルオーディオ、ワイヤレススピーカー等、あらゆるオーディオ機器での採用を想定しているそうです。

ミニマムなオーディオ機器からハイエンド製品まで、このICが採用される事で音質の底上げが可能になりそうです。
また、興味深いのは、電源まわりの改善であるため、音のキャラクターが大きく変わるのではなく、音質傾向は変化させず、底上げ、レベルアップする事が可能な点は大きなポイントと言えますね。

将来的には、カタログスペックに「高音質電源IC搭載」と記載される日もくるのかもしれません、非常に興味深い話だと思います。

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